カスタムエージェントにより、Notionはチームとエージェントが連携して作業できるコラボレーションAIワークスペースになりました。SlackのQ&Aから週次レポート、タスクの自動ルーティングまで、さまざまな業務を自動化するカスタムエージェントが、これまでにすでに100万件以上構築されています。
しかし、チームがエージェントを実際のワークフローに導入すればするほど、同じ課題に直面しました。たとえば、外部データにアクセスできないエージェント、カスタムロジックを必要とするワークフロー、あるいはワークスペースに接続できないコーディングエージェントなどです。ツールスタックはチームによって異なるため、エージェントがアクセスできるシステムが増えるほど、できることも広がります。これまで、「Notionにそれはできるのか?」という問いに対する正直な答えは、必ずしも「はい」ではありませんでした。
そこで登場したのが、開発者やエージェントがNotionの可能性をさらに広げ、その先へと発展させるための新しいビルディングブロックであるNotionの開発者プラットフォームです。
ワーカーでNotionを拡張
Notionは、最初から何でもできるわけではありません(そうできればとは思っているのですが)。チームのワークフローは、Notionでは直接接続できないツールやシステムにまで及びます。これまでは、こうしたギャップを埋めるには、サードパーティのオートメーションプラットフォームや、独自のインフラストラクチャで実行するカスタムスクリプトが必要でした。
ワーカーがそれを変えます。ワーカーは、Notionが提供するカスタムコード向けのホスト型ランタイムです。ロジックを記述し、安全なサンドボックスにデプロイすれば、すぐに利用可能になります。サーバーのプロビジョニングも、コンテナの設定も必要ありません。1つのワーカーで、データベースの同期、カスタムエージェントツール、Webhookのトリガーをこなせます。さらに、MCPツールだけでは不十分な場合、つまり予測可能な実行とカスタムロジックが必要な場合には、ワーカーによって完全な制御が可能になります。デプロイの流れはシンプルです。CLIで認証し、コードを書き(あるいはコーディングエージェントに書かせて)、そのままデプロイできます。
ntn auth
worker.deploy()
ワーカーは現在、ビジネスプランおよびエンタープライズプラン向けにパブリックベータ版として提供されており、8月まで無料で利用できます。
あらゆるデータソースを同期
CRM、サポートプラットフォーム、プロダクションデータベース、社内システムなど、チームの情報はさまざまなツールに分散しています。こうした分断によって、チームもエージェントも常に不完全なコンテキストの中で作業することになります。古いデータでは、信頼できるエージェントワークフローを構築できません。
(ワーカーを活用した)データベース同期により、Zendesk、Salesforce、Postgresなど、APIを備えたあらゆる記録システムのデータをNotionデータベースに取り込み、自動的に最新の状態に保つことができます。同期ロジックを記述し、ワーカーをデプロイすれば、チームが既に使用している情報と併せて、外部データをNotionで利用できるようになります。これにより、エージェントがそのデータを利用でき、チームも確認できるようになるため、全員が共通の信頼できるコンテキストに基づいて作業できるようになります。
エージェント用のカスタムツールを構築
カスタムエージェントには組み込みツールが備わっており、MCPを介してサードパーティの機能にも接続できます。MCPは広範な接続性には優れていますが、一部のワークフローでは、LLM経由のツールコールでは必ずしも実現できない、予測可能な実行やカスタムロジックが必要になります。
これからは、ワーカーを使ってエージェントツールを構築できます。これらは決定論的でトークン効率が高く、コードは常に記述どおりに実行されます。カスタムツールロジックを記述し、ワーカーとしてデプロイすれば、カスタムエージェントがすぐに呼び出せるようになります。CRMからの顧客データ取得、社内システムでのアクション実行、チームのワークフローに特化した検証など、必要な機能を自由に構築できます。
すべてのエージェント、1つのワークスペース
チームは多くのエージェントとAIツールを使用します。しかし、ほとんどのエージェントはNotionでは利用できず、さらに、すべてのエージェントが1か所で連携して作業できる場所は他にありません。その結果、異なるアプリ間でチャットを行き来したり、ツール間でコンテキストをコピー&ペーストしたりしながら、すべてを自分でつなぎ合わせているような感覚に陥ってしまいます。面倒な作業を失くすことが本来の目的だったのでは?
外部エージェントは、Notionを、チームが使用するあらゆるエージェントが、カスタムエージェントやチームと連携してネイティブに動作できるワークスペースにするための第一歩です。Notionで直接チャットし、作業を割り当て、進捗を追跡できます。まさにカスタムエージェントのように。
Claude Code、Cursor、Codex、Decagonは、現在すぐに利用できるパートナーエージェントのほんの一部であり、今後さらに追加される予定です。
外部エージェントAPIによって、自社のエージェントも利用できるようになります。チームが他のフレームワークで内部エージェントを構築している場合(自社製のサポートエージェント、カスタムビルドのオペレーションエージェント、会社独自のエージェントなど)、外部エージェントAPIを使用すれば、それらをNotionに正式なワークスペース参加者として組み込むことができます。
プライベートベータへのアクセス順番待ちリストに登録。
CLIがすべてをひとつにまとめます
CLI (ntn) は、開発者とコーディングエージェントが開発者プラットフォーム全体とやり取りするための手段です。一度認証すれば、Notionの情報の読み取りやアクションの実行、ワーカーの管理とデプロイ、ワークフローの自動化など、すべて端末またはIDEから実行できます。人にとってもエージェントにとっても、インターフェイスは同じです。
これは、あらゆるコーディングエージェントにNotionへのフルアクセスを与えるための最速の方法です。端末に1行入力するだけで接続できます。
CLIは現在、すべてのプランでご利用いただけます。ワーカーのデプロイと管理は、ビジネスプランおよびエンタープライズプランでご利用いただけます。
ガバナンスを組み込み済み
エージェントを構築するツールは、エージェントを管理するツールよりも急速に進歩しています。当社は、この点を念頭に置いて開発者プラットフォームを構築しました。認証、権限、サンドボックス化は、最初のデプロイ時点からプラットフォームに組み込まれています。
段階的信頼。まず、エージェントが行うすべてのアクションを人が確認し、エージェントが信頼できると確認できた時点で、自律性を広げていきます。ペースを決めるのはあなた自身です。
可視性。カスタムエージェント、コーディングエージェント、外部エージェントなど、すべてのエージェントの作業は、チームが共同作業を行う同じワークスペース上に表示されます。何が実行されているのか、誰が承認したのか、何を実行したのかを確認できます。
サンドボックス対応。

TL;DR
Notion’s Developer Platform is here. New features that give developers and agents the capabilities to build on Notion—extend Custom Agents, bring any data source into your workspace, and work with every agent your team uses.
Workers let you deploy custom code to Notion's hosted runtime. Sync data into Notion, build custom tools, and trigger work with webhooks—no external infrastructure required. Available now in public beta.
External Agents bring agents into Notion as native workspace participants. They show up in your agent list, chat directly in Notion, and take actions alongside your team. Join the waitlist today.
External Agent API lets you bring your own agents into Notion the same way. If your team has built agents on other frameworks, they become first-class workspace participants too.
The CLI (
ntn) ties it all together. Authenticate in one line, read and write to Notion, manage and deploy Workers—all from your terminal or IDE. Available now on all plans.Governance from day one. Auth, permissions, and sandbox are part of the platform from the first deploy.
ワーカーはNotionのホスト型サンドボックスで実行され、コードは権限が定義された分離環境内で動作します。
次のステップ
ワーカーではカスタムエージェントと同じクレジットシステムが使用されており、8月までは無料でご利用いただけます。ぜひじっくりお試しください。
現在、エージェントの可能性の最前線を切り開いているのは開発者たちです。しかし、こうした機能が開発者だけのものに留まる時代はすぐに終わりを迎えるでしょう。間もなく、カスタムエージェントがこうした機能をユーザーに代わって活用し、独自のツールを構築したり、他のシステムに接続したりすることで、ユーザーが端末を開くことなく可能性を広げられるようになります。
当社では、こうした機能を迅速に、そしてオープンに開発しています。ぜひ、皆さまが構築したものを教えてください。参加をご希望の方は、今すぐ[ドキュメントを確認]し、[CLIをインストール]してください。

