Notion HQに公開

NotionのChief Marketing Officerに、Lena Watersが就任しました

作成者: Erica Anderson

Notion Chief Revenue Officer

皆さん、こんにちは。現在、Notionメールをはじめとする機能のリリースに向けて、最後のスプリントに入っています。チームの開発の様子を見守るのは、本当に刺激的です。

同時に、私たちの取り組みを市場に伝え、ともに祝ってくれる仲間を探してきました。お客様のために私たちが重要視する課題やその解決方法を理解し、“ものづくりの心”を持った人。その理想的なリーダーとして、Notionの新しいChief Marketing Officer.、Lena Watersを迎えられることをとても嬉しく思います。

Notionが新たな成長段階を迎えるにあたり、Lenaと対話の時間を持ち、Notionに至るまでの経緯、そして今後のGo-to-Market戦略への展望について語ってもらいました

Notionに惹かれた理由は何ですか?

Notionに参加するというのは、私にとって原点に戻ってきたような感覚なんです。

Notionのように、技術的ビジョンとユーザーから真の支持を兼ね備えた企業は非常に珍しい存在です。そして、チームが昨年リリースした機能の量も圧倒的でした。あまりに次々と素晴らしい機能が出てくるので、マーケティングが追いつかないという贅沢な課題が生まれるほどでした。

製品以上に心を動かされたのは、Notionの掲げるミッションでした。私のキャリアを振り返ると、常に人々の働き方そのものを変えるような、革新的なツールをつくる企業に惹かれてきました。Notionの「人生の仕事を支える、美しいツールをつくる」というビジョンには、グローバル規模で次の世代に残る企業をつくる可能性があると感じています。

GrammarlyやDocuSignでの成功を経て、今回Notionに加わることになりましたね。これらの経験は、あなたのスキルにどう影響しましたか?

これまで幸運にも、さまざまな文脈でマーケティングに関わる機会に恵まれてきました。コンシューマーとB2B、新規株式公開前後のフェーズ、M&A後の統合対応、そして直近ではGrammarlyでのAI活用によるマーケティングの進化など、多様な視点からマーケティングを見ることができました。

Notionにおいて特に活かしたいと思っているのは、企業の転換期を乗り越えてきた経験です。そういった局面では、企業は急成長をしながらも、最初にユーザーが惹かれた本質的な価値を守り続ける必要があります。

Grammarlyでは、ブランドプロミスにAIを組み込むことになり、自動化と人間らしさのちょうどいいバランスを取る必要がありました。一方DocuSignでは、新規株式公開に向けたマーケティングを主導しながら、単一製品から複数製品へと会社を進化させるサポートを行いました。どちらの場面でも、企業の価値をシンプルかつ正確に伝える力が求められました。

私のキャリアを通じた一貫したテーマは、創造性や本物らしさ、ユーザーとのつながりを損なうことなく、スケーラブルな仕組みを築くことでした。まさに今、Notionはそうした転換点に立っていて、これからチームとともにその道のりを歩めることをとても楽しみにしています。

AIが主導する未来におけるマーケティングの役割について、どうお考えですか?

マーケティングはこれから、変化のスピードに合わせて非常に機敏に動いていく必要があります。Notion AIは、人々の働き方、考え方、創造の仕方を大きく変える可能性を持っています。しかし、それを最大限活用してもらうためには、私たちが「どう使えるのか」を伝えていく必要があります。そのためには、ビジョンとロードマップを明確に描き、ビルダーたちが何かをつくる手助けをすること。そして、そのビジョンを的確に伝え、教育し、継続的にフィードバックを集めながらアプローチを磨き続けることが求められます。

急成長を迎える今、AIネイティブなツールを、より直感的で、より自分らしく、そしてアイデアを形にしようとするビルダーたちをより力強く支える存在へと進化させていくチャンスが訪れています。

この役職に就かれて、まず最初に取り組もうと考えている優先事項は何ですか?

まずは、この素晴らしいチームにしっかり耳を傾けて、学ぶこと。そして、彼らがよりスピーディに前進できるよう力を添えることです。具体的には、気軽な対話を数多く重ねたり、ユーザーの体験に深く入り込んだりしながら、個人ユーザーと法人顧客、それぞれのニーズを理解することです。

LinkedInのプロフィールだけでは分からない、ご自身の一面について教えてください。

面白い質問ですね!

  • 大学生の頃に、百科事典や掃除機を一軒一軒まわって売るアルバイトをしていました。そこから得た一番の学びは?人とつながり、まずはドアを開けてもらうこと。これはどんなセールスでも最初の一歩であり、マーケティング全体にも通じる原則だと思います。

  • 私は子どもの頃、4-Hクラブで乗馬をして育ちました。競技会に出たり、トレイルライドをしたり、テキサスでバレルレーシングに挑戦したこともあります。乗馬という競技を通じて求められる忍耐力、粘り強さ、そしてパートナーシップは、私のチームワークに対する考え方を形作ってくれました、

  • 私は本を読むのが大好きなのですが、“積ん読”の傾向があります。本を読むペースよりも買うペースの方が早いんです。だから私の本棚はいつか読む本で埋め尽くされた、「好奇心の記念碑」みたいなものです。🤓

とても共感できます。あなたをチームにお迎えできて、心から嬉しく思います。

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